2011年2月27日日曜日

い、

『冷たい熱帯魚』 監督:園子温




いやーでんでんと吹越さんの演技がやばすぎる。
まじで怖かったし、その分ちょっとしたところで笑えた。
この人は音楽の選び方と使い方とか、セリフの選び方とかが中島哲也みたいだなぁと思う。
ただ、ほんとに音楽や役者さんに支えられて成立してる。
うーん、映画だからそれでいいのか?
映像として成立してるってことなのか?

私的には最後の1シーンでこの映画が何を伝えたかったのかがよく分からなくなった。
園さんってそういう感じあるよなー。
まぁ、いいのかな。

とにかく土曜日のお昼の良い時間を26才の女子が一人で見に行ってはいけないかもしれない(笑)
もっとふさわしい時間とか誰かと見にいくとかすればよかったな(笑)

それもまたよし。
4月の新作に期待。

2011年2月26日土曜日

あ、

『永遠も半ばを過ぎて』 中島らも

かなり熱中して読んでしまったー。
短いからさくっと読めるというのもあるけど、
中島らもはエッセイしか読んだことなくって、今更だけど小説デビューしてみた。
まぁ、ドラックの話だよね(笑)



孤独というのは「妄想」だ。
孤独という言葉を知ってから人は孤独になったんだ。
同じように、幸福という言葉を知って初めて人間は不幸になったのだ。
・・・
私の心に名前をつけないでほしい。


なるほどなーって思った。
結局、自分でどう思ってるか、自分がどう感じてるか、なんだ。
他人の心は他人には分からない。
でも最後に、この人は誰かと一緒にいることを選ぶ。
ほんとーに結局のところ、一人では生きていけないのだと思う。
それは、孤独だからとか不幸だからとかそういうことではなくって。
誰かと一緒にいることの楽しさとか喜びに気がついちゃったんじゃないかな。

暗い作品かと思いきやところどころにちりばめられてる言葉たちがスゴすぎる。
最後の締め方にも私はぐっときたな。

これは是非是非読んで欲しい1冊。

Z.

『かいじゅうたちのいるところ』 監督:スパイク・ジョーンズ



サントラがいいらしいという評判通り、素敵な音楽だった。
映画自体は、期待しすぎてたからか、あんまし・・・・。
素直になるのが大事だよ!って事なのか、子供向けのものを無理やり大人仕様にした感じで、
私はちょっとだめだったかなー。
でもとにかくマックスが可愛すぎたのでよしとしよう。


『板尾創路の脱獄王』 監督:板尾創路



とにかく最初はなんだこれ?とか思ってて。
タイトルの出てきかたとかあのフォントとかがかなりぐっときた(笑)
何より、ほんとに中身のない話が続くなぁ・・なんて思ってたら、
最後の最後にあのオチ!
しかもオチ部分での板尾さんの表情とか國村さんのセリフがこの映画をしめてたと思う。
うーん、さすが。
シュールだわ。2時間ずーっと面白いわけではないってのがまたいいのね。

2011年2月20日日曜日

Y.

『カラフル』/ 森絵都

アニメの映画を見て、すごく良かったから読んだ原作。
映画を見てるから、明らかに次の展開が分かってるのにも関わらず。
映画と同じところで泣いてしまった…。。

短い作品やからすごく読みやすかった。
彼女の作品は、『風に舞い上がるビニールシート』も読んだけど、
こっちの方が好きかな。

主人公の人間らしい感情が、
めちゃくちゃ普通の願望が、
まっすぐ伝わってくる。
生きてて良かったなぁ、と思わせてくれる一冊。

X.



初めての等々力渓谷。



外苑前の銀杏並木。



ちょっと見ない間に成長した甥っ子。
たまらん。



大好きな友達の結婚。



そして相変わらず大好きなこの人たち。



秋の京都。



初めての万福寺での年越し。素敵!



大好きなホッシー壮行会。あほばっか。



月1集合の新しい仲間。これもアホばっか。


充実の毎日。
新しい仕事は新鮮味しかなくって、そんなに面白くなく、安定した毎日。
その分、ライブの面白さとか、週末の大事さとか、楽しさとか、ありがたみを感じる毎日。
大切やと思いつつ、流されやすい私は、今の環境に慣れないすぎないようにしなきゃと思う。
いつでも面白そうな事には敏感でいたいな。

そして、やっぱり周りの人たちに恵まれて、支えられていることを実感。
東京に出てきてよかったなーって思う。
仕事辞めたときに京都に帰らなくてよかった。
東京にもアホな事して、週末に遊んでくれる友達いっぱいできたよ。

毎日毎日大切な人とか大好きな人が少しずつ増えていく。
人との出会いに恵まれた幸せな人生。

色々間違いじゃなかったんやな。
一緒に楽しんでくれる人たちがいる事に感謝感謝!